coincheckアプリ改善:開発者は27歳トリリンガル

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一昨日、coincheckは、Androidアプリを大幅にアップデートしました。
  

マテリアルデザインを全面的に採用。ETH・ETC・LSKなど、ビットコイン以外の仮想通貨も簡単に売買できるようになりました。シンプルさを追求した結果、UXが大幅に改善しました。

開発からデザインを担当したのはレバノン出身の27歳 Anthony(アントニー)です。彼が1人で開発からデザインまで担当しました。 

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coincheckのエンジニアは、ユーザー課題の発見から、デザイン、ロジックの実装までを1人でできる人だけを採用しているのですが、彼もまたその一人です。

彼は、慶應大学の大学院で、次世代のモバイル通信規格5Gの研究を行っていました。今年、コンピューターサイエンス修士号を取得。2015年には、Google Summer of CodeでAwardを受賞しGoogle Translate(Google 翻訳)の改善に貢献しています。

Anthony曰く、「Google Translateを使っていたが、翻訳精度が微妙で、アルゴリズムの改善が必要でした。特に、曖昧な語彙に対する翻訳に課題があったので、曖昧な語彙に対する翻訳精度をあげるアルゴリズムを実装しコード書いて応募したところ、100万件の応募者の中から選出されAwardにノミネートされました。課題に対する着眼点と、改善策のアイデアと実装コードが認められて受賞にいたった。」とのことです。
https://opensource.googleblog.com/2015/05/gsoc-2015-stats-part-1-all-about.html

Anthonyと話をしていて思うのは、彼は表面的な課題に惑わされることなく、本質的な課題に目を向けているなー。ということです。

開発言語は、Java, ObjectiveC,Python,C#,XCode,MySQL,HTML,CSSetc,Swiftが書け、言語は、アラビア語、英語、フランス語、日本語(習得中)が話せます。

どのようにしたら27歳で、これだけの多言語(?)を習得できるのか? その謎を解くのが私の最近の興味です。

coincheckでは、最近、ネイティブで英語を話す人の比率が高まってきて、普通に英語で会話しています。

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coincheckの採用には、新卒とか中途採用とか、そういう概念はありません。学歴も特に面接時には聞きませんし、国籍も性別も関係ありません。

採用時に大切にしているのは、応募者が、健全な野心を持ち、多様性を許容する人格があり、最後に、僕が一緒に毎日会いたいか。です。

基本的に実力重視ですが、毎日一緒に会いたいか = 周囲の人に嫌な思いをさせないか。これはとても重要な要素だと私は思っています。

coincheckは、(全員を採用している私が言うのも何ですが)気持ち良いチームです。

エンジニアやデザイナーが輝けるチームを探している人がいましたら、気軽にメッセージください。

coincheckチームでは、常にエンジニアを募集しています。
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coincheckは、「デジタル時代の銀行」へ。

coincheckは、「デジタル時代の銀行」へ。

  昨日、三ッ輪産業様と業務提携を行い「coincheckでんき」という電力サービスをリリースいたしました。昨年末から「社会インフラの支払いを担いたい」と構想を練っておりました。こうして実現できたことは感情深いです。

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  メディア反響も大きく、テレビでは、NHK ニュース7で特集していただき、モーニングサテライトでも放送していただきました。

新聞では、日経新聞(朝刊)、朝日新聞、読売新聞、TheJapanTimes、Webメディアでは、Techcrunch、日経FinTechなど、海外のBitcoinメディアもいれると合計50以上のメディアに掲載していただきました。

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ヤフトピTOPまでいくとは、思っていませんでした。

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「coincheckでんき」事前登録も1分に1人登録していただける勢いで、あっと言う間に多数の方に登録していただけました。多くのユーザーのニーズを実感できた1日でした。本当にありがとうございます。

「coincheckでんき」は、coincheckを「デジタル時代の銀行」にする第一歩です。今後、ガス代、水道代、プリペイドカードへのチャージなど、様々な支払いインフラと連携し、仮想通貨が社会に溶け込んでいく世界を作り出していきます。

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  仮想通貨が社会に溶け込んだ結果、数年後の未来には、仮想通貨は、「お金を送る通信規格(プロトコル)」となり黒子の存在になると思います。お金を送る標準規格となれることが、この技術の最大の発明です。

数年後の未来、「仮想通貨を意識しなくとも、早く、安く、簡単に、誰でもお金を送れる未来が来る。」というのが私の1つの仮説です。仮想通貨という存在自体が空気のような存在になり、ユーザーの目には見えないけれども、ユーザーに、「早く、安く、簡単にお金を送れる。」というメリットをもたらしてくれます。

みなさんがインターネットに接続する時に、インターネットの標準通信プロトコルTCP/IPを意識しなくても、「早く、安く、簡単に、誰でも情報にアクセスできる。」ように。

2016年は、技術革新により、お金のあり方が変革する過渡期です。私はこの技術革新が起こった時代に生まれたことを幸運に思います。生まれる時代は選べませんが、生まれた時代で何をするかは選べます。この技術を使いよりよい社会を実現できたらと思います。

理想の未来の実現のためには、法律や技術進化など越えるべき障壁は数多くありますが、coincheck”チーム”で、ひょいっと超えていきたいと思います。

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金融と会計と財務を知っていると知らないでは 生涯年収が3倍位違くなる。

金融と会計と財務を知っていると知らないでは 生涯年収が3倍位違くなる。

401(K) 2012

今週は多くのことを学びました。

私はビットコイン事業を経営している仕事がら金融、法律、テクノロジー、財務の専門家と議論することが多いです。議論を通じて、その道のプロに1時間無料で話を聞ける(商談)のは役得だと思います。

専門的なことを学ぶ最短の道は、教えてくれる専門家が身近にいることです。専門家に自分の疑問を投げかけ、分かりやすい言葉で説明してもらうことで、本を読む20倍の早さで新しい専門的なことを学べます。

私は周囲の方に恵まれ、この1年で沢山の専門家の方に教えていただきました。感謝してもしきれなく、いつか恩返しができる時が来たら、このご恩をお返しできたらと思っています。

例えば、この1年学んだことは以下です。

金融
 ・国債の仕組み
 ・年金の仕組み
 ・信託銀行の仕組み
 ・中央銀行(日銀)の役割
 ・コール市場の役割
 ・リクイディティ・マーケットの役割
法律
 ・犯罪収益移転防止法
 ・資金移動業
 ・資金決済法
 ・会社法
 ・法律ができるプロセス
テクノロジー
 ・ブロックチェーン技術
 ・ビットコイン(の技術)
 ・仮想通貨マーケット環境
 ・日銀ネット・全銀システム・SWIFT
財務・労務
 ・PL/BS/CFの読み方
 ・監査法人と証券会社の仕組み
 ・デッドとエクイティと私募債発行
 ・ストックオプションの仕組み
 ・社会保険・労働保険実務
ビジネス構造
 ・クレジットカードビジネス構造
 ・FX事業のビジネスモデル-収益モデル-
 ・海外送金業界
 ・電気・ガス・水道・携帯事業のビジネス構造
 ・私立大学の寄付金の仕組み
  etc 

専門的なことは、難解な言葉が邪魔をして、学ぶ気力が削がれます。しかし、難解な言葉に惑わされることなく、自分の言葉で理解すれば誰でも理解できることです。

上記のことを知っていると知らないとでは、世界を見る視座も変わります。ニュースを聞いても1つニュースから多くのことを類推することができるようになります。 普通の人が気づけないことに気づける感覚です。

金融と会計と財務を知っていると知らないでは 生涯年収が3倍位違くなると思います。さらに、エンジニアリング力があると3.5倍、さらに英語が話せると4倍位違くなるのではと思います。2016年というのは、そういう時代だと思います。

さらに、今の年収や安定給与に縛られず、リスク取れれば10倍違くなるとも思います。(リスクをとることが良いかどうかは、その人の人生観に帰結するため、一概に良いわけではないです。)

私は、ビットコインという事業を経営する中で、たまたま上記のことを学びました。ビットコインは、その特性上、金融・会計・法律・エンジニアリング・ビジネスモデルを学べるので、若くして挑戦したい人には、非常に魅力的な事業だと思います。

少なくとも弊社では、エンジニアでも金融・会計・法律・ビジネスモデルを学ぶ機会がありますし、これらをチームで学び合う文化があるので、オススメです。

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